9 昇任面接に臨む際の具体的注意点

面接対策

昇任面接には、どのような姿勢で臨んだら良いでしようか。その具体的注意点について、面接官の視点で考えてみたいと思います。

<ポイント>
1 言葉遣い
2 会話のリズム
3 明るさ
4 服装
5 マナー

1 言葉遣い
当然のことながら、言葉遣いは大事です。昇任面接は確かに試験ですが、堅苦しい雰囲気では会話が円滑に進みません。

面接官は取り調べで、受験生を尋問しているわけではありませんから、極度の緊張で軍隊調の言葉遣いではおかしいわけです。もちろん、だからといってくだけすぎたロの利き方も違和感があります。

知っている管理職などが面接官になった場合、つい軽口をたたいてしまいがちです。しかし、あくまで面接ですから、それはご法度です。 

2 会話のリズム
会話のリズムも重要です。会話は、双方がタイミング良く、キャッチボールを行うことで成り立ちます。このため、「志望理由は?」などと聞かれて、暗記した内容を機械的に話し出すのは異様です。

また、面接官の質問にずっと考え込んでしまい、長い沈黙が続くのも困ります。もしわからなければ、「少しお時間をいただいてもよろしいですか」など、一言伝えることが必要です。

3 明るさ
面接だからといって、あまりにかしこまってしまい、四角四面の態度では、本当の自分らしさが出せません。そうすると、面接官も「結局、彼(女)はどういう人なのか、よくわからない。昇任させるのは不安だ」と感じてしまいます。

これでは、やはり合格するのは難しくなってしまいます。面接官の目を見ながら、明るくハキハキと答えた方が、印象は良くなります。

4 服装
首元にフケがついている、髪はボサボサ、汗だくなど、不潔さを感じさせるようなものは論外です。服がヨレヨレ、腕まくりしているなども、面接官は受験生の真剣度を疑ってしまうでしょう。

また、勤務時間中に面接が行われるからといって、作業着で面接を受けるのもおかしなものです。さらに、ポケットにスマホやペンを入れているのも疑問です。

なお、名札や市章の着用などは、人事担当から事前に指示がある場合もあります。 

5 マナー
知っている面接官でもマナーは欠かさないことです。昇任面接の場合、面接官が知っている管理職などの場合があります。

こうした時でも、変にくだけた態度は取らずに、あくまで受験生として演じることが求められます。「こんなふうに答えているけど、きっと〇〇課長は、心の中で笑っているんだろうな」と考えるかもしれません。

しかし、そのように考えるのは面接官も同じです。お互い、面接官と受験生を演じてもらわなければ、昇任面接は成立しないのです。

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